中古車にしかできないこと 法人・個人事業編 その４

アローナです。

今日もいい天気ですね♪

先日、
高尾山とモーターショーに行ってきましたよ。


さてさて、
前回まで、

個人事業の場合は、

1月に
４年落ちの良質な中古車を買って
100％ビジネスに使って、

ガンガン稼ぐことで
前向きな税金対策になりますね。

で、

何年か乗って
下取りや売却したりしたときはどうなるの？

って
ところまででした。


個人事業に100％使う目的で
300万円で買って
定率法で１年目、ほぼ全額経費（費用）に落ちた
クラウン・マジェスタのケースで考えてみましょう。


法人の場合は、
後日考えることにしましょうね。



個人事業のために
１月に300万円で買ったクラウンは、

１年目で1円を残して
すべて経費になりました。


これを何年か後に
仮に100万円で
下取りまたは売却したとしましょう。

売るための費用は、ここでは考えないことにしますね。


この場合は、

100万円－１円＝９９９,９９９円
が利益

ってことになりますね。


買ったときは、たしかに300万円でしたが、
299万円以上を経費で落としているので、

１円で買ったものとして利益を計算しているんですね。

 
でももしその年、
本業が赤字だったら、

その赤字とこのクルマの利益を合算すれば、
節税になるということですね。


その年
本業が順調な場合でも、

クルマの利益から、
最高５０万円まで差し引くことができますよ♪

つまり、この場合

９９９,９９９円－５０万円＝４９９,９９９円

が所得

ということになって

本業の個人事業の所得と合算して
税金を計算するんですね。


クラウンを買って何年経って売ったのか？
も重要になってきますね。


もし、
買ってから５年超（長期といいます。）で
１００万円で売れたとすると

９９９,９９９円－５０万円＝４９９,９９９円

となるのですが、

長期の場合は、

これの２分の１

つまり、

４９９,９９９円÷２＝２４９,９９９円

が所得

ということになって

これを本業の個人事業の所得と合算して
税金を計算するんですね。



４年落ちのクルマを買って
５年超乗ると

ほぼ１０年落ちのクルマになっているので、

長期の場合は、
そんなに税金の心配はないようにも思いますけど。



いかがでしたか？


ポイントは
つぎの３つ。


ほぼ全額を経費に落としたクルマを売ったときは、
売った金額のほとんどが利益
になってしまうこと。


でも、

もしその年の本業の個人事業が赤字だったら、
その赤字とクルマの利益とを合算することができるし、

個人事業が順調な場合は、
クルマを売った利益から
最高５０万円を差し引くことができること。


買ってから売るまで５年を超えた場合は、
さらに、
その２分の１を差し引くことができること。



４年落ちの良質中古車を
わたしたちと一緒にさがしてみませんか？


※ご注意

この記事は、中古車を購入した場合の税金上のメリットに焦点をあてて概要を示したものです。
細かい内容については、国税庁のウェブページ、税理士、税務署などで必ずご確認くださいね。